環境活動レポート 2015年度 環境活動レポート

4.環境目標

1)環境負荷基準年の設定

 全社の環境目標設定は、本社・工場及び東京・大阪営業所における二酸化炭素排出量、廃棄物排出量及び総排水量を2005年度(第73期)に過去3年間の環境負荷を調査し、2004年度(第72期)を基準年としました。化学物質(トルエン)は2009年度より調査を開始しました。

環境負荷の実績調査結果 2004年度(基準年)
二酸化炭素排出量 総量(kg-CO2/年)
1,154,431
廃棄物排出量 総量(ton/年)※( )内は再生金属くずを含まない
224.3(68.9)
総排水量 総量(m3/年)
34,501
化学物質使用量 総量(kg/年)※トルエン/2009年度調査
1604(2009年度)

(購入電力の排出係数は、2014年度(平成26年度)実績:中部電力0.497kg-CO2/kWh、東京電力0.505 kg-CO2/kWh、関西電力0.531 kg-CO2/kWhを使用)

2)中期環境目標と2015年度(第83期)環境目標

  • 2015年度(第83期)の単年度環境目標は、前年の2014年(第82期)実績値にたいして2%削減を目標値としました。具体的数値は6項結果表中に記載します。
  • 中期の環境目標は、基準年の2004年度から毎年2%削減とし、2014年度は22%削減を目標としました。(2010年より目標項目に追加された④~⑥については別途目標値を設定しました)
  • ① 二酸化炭素排出量削減量 22%減(総量で253,975kg-CO2削減)
    ② 廃棄物排出量削減量 22%減(総量で49.3ton削減)
    ③ 総排水量削減量 22%減(総量で7,590m3削減)
    ④ グリーン購入 事務用品環境配慮対応比率56%
    ⑤ 化学物質使用量減量 12%削減(トルエン:総量で192kg削減)
    ⑥ 当社製品で環境負荷低減取組み 毎年3案件実施(CO2削減、省エネルギー推進)

 なお、温暖化ガス削減の政府目標は、「1990年比で2020年までに25%削減を目指す」です。この数値は、当社基準年の2004年度比に換算すると2020年までに33.2%削減となり、これは当社の2004年度から毎年2%削減を継続した2020年までの削減量32%と同等です。

中期環境目標 2015年度
(第83期)
2016年度
(第84期)
2017年度
(第85期)
① 二酸化炭素排出量 総量(kg-CO2/年)
900,456
636,061
(9か月)
854,279
② 廃棄物排出量 総量(ton/年)※再生金属くず含む
175.0
138.9
(9か月)
166.0
③ 総排水量 総量(m3/年)
26,911
18,072
(9か月)
25,531
④ グリーン購入 事務用品環境配慮対応比率
56%
57%
58%
⑤ 化学物質使用量削減 総量(kg/年)※トルエン使用量
1,412
1,068
(9か月)
1,347
⑥ 当社製品で環境負荷
低減取組み
実施対応案件数(案件数/年)[累計]
3[18]
3[21]
3[24]

(購入電力の排出係数は、各電力会社2014年度実績を使用)
※ 2016年度は4月~12月の9か月とし、2017年度以降1月~12月を活動期間とする。