環境経営レポート 2018年度 環境経営レポート

9.その他の環境活動事例

1)技術棟コピー室蛍光灯のLED化、工場内クレーン付属水銀灯のLED化

 2018年3月にコピー室蛍光灯をLED化致しました。また、工場内照明を2017年4月~6月で水銀灯からLEDに交換しておりますが、残っていたクレーン付属分の水銀灯も2018年12月にLED化致しました。これにより、省電力化が図れ、また、こまめな消灯の実施も行えます。

コピー室
コピー室
直管型LEDに交換
直管型LEDに交換
工場:水銀灯(クレーン)
工場:水銀灯(クレーン)
LED交換後
LED交換後

2)小型充電式電池のリサイクル

小型充電式電池のリサイクル

 今までは社内で発生する使用済み乾電池は、全て産業廃棄物として処理しておりましたが、小型充電式電池の使用を推進し、また、使用済み小型充電式電池をリサイクルするため、一元回収を実施しております。小型充電式電池に使われている金属はニッケル、カドミウム、コバルトなどといった希少資源であり、リサイクルにより地球資源を有効的に利用することができます。事務局から「リサイクルマークが目印に!充電式電池は事務局へ!」と社内啓蒙し、収集活動を継続しています。(一般社団法人JBRC様小型充電式電池リサイクル協力者(回収拠点)登録)

3)発泡スチロールの資源化回収(㈱サツ川製作所様EPリサイクルシステムの導入)

 今まで購入品の緩衝材などに使用され集まっていた発泡スチロールは、全て産業廃棄物として処理しておりました。2012年8月より㈱サツ川製作所様(浜松市南区鶴見町13-1)が提供するEPリサイクルシステムを採用し、廃棄発泡スチロールの資源化回収を始めました。

 産業廃棄物(廃プラスチック)を減容化し、また、回収した発泡スチロールは専用溶剤により溶解するため減容化されます。収集した発泡スチロール(ゲル状になったPS樹脂)は㈱サツ川製作所様に買い取って頂け、その後、再生溶剤と固形PS樹脂に分離し、それぞれ再利用されます。

4)環境上の緊急事態対応訓練

 当社では年1回、緊急事態を想定した訓練を行っています。今回は検査用ボイラ付属灯油タンク出口配管が破損し、灯油が漏れたことを想定し訓練を実施しました。

 2014年度に一度実施し、ボイラ(機器)停止とバルブを閉める手順について、火気排除のため先に機器を停止することが訓練により判明、その内容を今回、若手社員へ教育を兼ねて再実施致しました。

1.漏れ発見
1.漏れ発見
2.ボイラ停止
2.ボイラ停止
3.タンク出口バルブ閉
3.タンク出口バルブ閉
4.配管下部と側溝手前に吸着シート配置
4.配管下部と側溝手前に吸着シート配置
5.排水口手前堰き止め
5.排水口手前堰き止め
6.配管漏れ部応急処置(ビニール)
6.配管漏れ部応急処置(ビニール)
7.使用したウエス類をビニールに密閉、廃棄場所(ドラム缶)に破棄
7.使用したウエス類をビニールに密閉
廃棄場所(ドラム缶)に破棄