INTERVIEW―03

営業試験
2020年入社(新卒)
A.S
生命学部・食品生命化学科 出身

現在のお仕事内容について教えてください。
私は現在、「試験課」という部署に所属しております。
試験課では、お客様の原料や製品に合わせて、最適な乾燥条件を確認するための試験を行う部署です。試験機を使用し、温度・風量・処理量などを調整しながらデータを収集します。その結果をもとに、最適な装置の選定や仕様決定を行っています。
試験対象となる材料は、食品系や化学系など多岐にわたり、評価項目も多いため、試験を繰り返すことも少なくありません。
しかしながら、お客様のご要望にお応えできた際には大きなやりがいを感じます。
また、幅広い知識が求められるため難しさもありますが、日常的によく目にする製品に関わる機会も多く、非常に魅力的な仕事です。
OKAWARAを選んだ理由は?

大学では生命化学を専攻しており、その中で学んだ殺菌や乾燥に関する講義を通じて、乾燥機メーカーに興味を持ったことが入社のきっかけです。
もともと、メーカーでエンジニアとして働きたいという思いが強くあったことから、大川原製作所を志望しました。
食品、化学、医薬、環境など、幅広い業界で当社の機械が活用されている点に特に魅力を感じ、私の知識や技術を活かしながら、さまざまな分野に貢献できる仕事だと考えました。
現在の仕事のやりがいや嬉しかったエピソード
私は地元が広島県で、現在勤務している静岡とは距離がありますが、営業試験で来社されるお客様は、日本全国はもとより海外からもいらっしゃいます。
そのような中で、偶然にも地元・広島の企業のお客様の試験を担当させていただいた際には、「離れた場所でも当社の装置が使われているのだ」と改めて実感し、とても嬉しく感じました。
大川原製作所の装置は日本全国、さらには海外にも幅広く導入されており、それらの装置で製造された製品が、私たちの暮らしを支えているということにも、日々の業務を通じて実感することができます。
そういった意味でも、自分の仕事が社会に貢献しているというやりがいを感じやすい環境だと思います。

反対に難しかった、苦労したエピソード

数年間稼働していなかった装置を使って試験を行う機会があり、その際は多くの困難がありました。
機械の動作確認に始まり、壊れた部品の手配・修理、制御システムの変更、熱量計算、さらには材料の現物確認のために九州まで赴くなど、非常に貴重な経験をさせていただきました。
また、普段は関わりの少ない他部署の方々にもご協力いただき、何とか無事に試験を実施することができました。
最終的に受注には至りませんでしたが、試験を行う過程そのものが学びに満ちた有意義な経験となりました。
ある一日のスケジュール
| 8:10 | 出社・メールチェック、当日のスケジュール確認 |
|---|---|
| 8:30 | 前日に準備した試験機の最終確認、立ち上げ作業 |
| 9:00 | 営業試験する会社顧客が来社。打合せ(試験内容の確認等) |
| 9:30 | 営業試験開始 |
| 12:00 | 昼食(試験が長引く場合は試験担当者交代で昼食をとる) |
| 14:00 | 営業試験終了、製品排出作業 |
| 14:30 | 打合せ(顧客へ試験結果を報告) |
| 15:00 | 試験片付け、試験データ整理、報告書作成 |
| 16:00 | 他案件の進捗確認、メールチェック |
| 17:00 | 退社 |
A.Sさんの一問一答
| 出身地は? | 広島県廿日市市 |
|---|---|
| 子供の頃の夢は? | 教員 |
| 趣味、好きなことは? | ランニング、3Dプリンターで小物を作ること |
| 静岡の好きなところは? | お茶、海鮮が美味しいところ |
| リフレッシュ方法は? | 読書・ランニング |
| 今後の目標は? | ランニングクラブ立ち上げ、基本設計に挑戦 |
