Case10

下水汚泥燃料化システム
自己熱利用で下水汚泥乾燥に必要な燃料使用量を大幅削減

背景

当社は、B-DASH国交省 下水道革新的技術実証事業(平成28年度採択事業)で採択された、「自己熱再生型ヒートポンプ式高効率下水汚泥乾燥技術実証研究」に取り組んでおります。
中小下水処理場(※)では「汚泥処理の外部委託費」、「肥料・燃料化などの有効活用」が課題となっております。当社の省エネ・低コストの下水汚泥乾燥技術の一つ「自己熱再生型ヒートポンプ式高効率下水汚泥乾燥技術」は、従来は棄てられていた乾燥排ガス中の水蒸気潜熱を加熱用蒸気の熱源として利用するため、乾燥機の熱効率が大幅に向上します。また、乾燥コストの削減、排ガス量の大幅削減が可能で排ガスの脱臭コストが削減効果があります。
※汚泥処理量6,000~9,000t-wet/年

導入効果

  1. 汚泥乾燥のランニングコスト削減
  2. エネルギー使用量が、従来の乾燥機と比較し46%削減
  3. 温室効果ガス排出量が、従来の乾燥機と比較し51%削減
  4. 季節ごとの乾燥汚泥成分を分析し、有害成分は許容範囲、植害無しの評価で肥料として適切
  5. 季節ごとの乾燥汚泥の含水率、発熱量、成分、安全性を分析し発熱量BSF-15相当

 

ご紹介した技術は、ヒートポンプシステムを採用した「ヒートポンプ式連続伝導伝熱乾燥機」を採用しています。