環境活動レポート 2016年度 環境活動レポート
8.その他の環境活動事例
1)社内サーバ集約
昨年、サーバー老朽化に伴い、新OS・新技術を導入し、台数を削減しました。その新OS・新技術の余剰能力を活用し、更に1台のサーバーを修尺しました。
削減したサーバー1台分の消費電力をCO2換算すると594kg-CO2/年(H26年度中部電力排出係数による)となります。
2)小型充電式電池のリサイクル
今までは社内で発生する使用済み乾電池は、全て産業廃棄物として処理しておりましたが、小型充電式電池の使用を推進し、また、使用済み小型充電式電池をリサイクルするため、一元回収(品質保証部)を実施しております。小型充電式電池に使われている金属はニッケル、カドミウム、コバルトなどといった希少資源であり、リサイクルにより地球資源を有効的に利用することができます。事務局(品質保証部)から「リサイクルマークが目印に!充電式電池は事務局へ!」と社内啓蒙し、収集活動を継続しています。(一般社団法人JBRC様小型充電式電池リサイクル協力者(回収拠点)登録)
3)発泡スチロールの資源化回収(㈱サツ川製作所様EPリサイクルシステムの導入)
今まで購入品の緩衝材などに使用され集まっていた発泡スチロールは、全て産業廃棄物として処理しておりました。2012年8月より㈱サツ川製作所様(浜松市南区鶴見町13-1)が提供するEPリサイクルシステムを採用し、廃棄発泡スチロールの資源化回収を始めました。
産業廃棄物(廃プラスチック)を減容化し、また、回収した発泡スチロールは専用溶剤により溶解するため減容化されます。収集した発泡スチロール(ゲル状になったPS樹脂)は㈱サツ川製作所様に買い取って頂け、その後、再生溶剤と固形PS樹脂に分離し、それぞれ再利用されます。
4)環境上の緊急事態対応訓練
当社では年1回、緊急事態を想定した訓練を行っています。今回はSD試験室西側屋外にある灯油タンク(990L)出口配管が破損により灯油が漏れたことを想定し、訓練を実施しました。
この訓練は4年前にも実施しておりますが、SD試験室を主に使用する部署(エンジニアリング部営業技術二課/第85期におけるエンジニアリング一部技術二課及びエンジニアリング二部技術一課)の全課員への周知および、EA21活動の概要について再認識して頂くことを目的とし、訓練を実施しました。
結果、環境上の緊急事態とは何を意味するのか、訓練した緊急事態が発生した場合、どのような環境汚染があるかを含め、対応について理解してもらうことができました。